2月『鳥羽(愛知県西尾市)の火祭り』イレーネ'sレポート





熱い熱い鳥羽の火祭り。これぞ日本男児の祭りです!

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「女に生まれて良かった...」。女性なら誰しもそう思った事が一度はあるはず。シチュエーションは色々ありますが、今までで一番そう痛感したのが、この祭りに出会った時でした。


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鳥羽神明社に作られる「すずみ」。高さ5mもある巨大なたいまつです。


毎年2月の第2日曜日に、愛知県西尾市(旧幡豆郡幡豆町)にて開催される「鳥羽の火祭り」。その起源はなんと1200年以上も前に遡るとか。鳥羽地区が二手に分かれ、それぞれの作る高さ5mのたいまつの燃え具合を競います。西側の福地(ふくじ)が勝てばその年は豊作、東側の乾地(かんじ)が勝てばその年は不作。つまり、その年の収穫を占う儀式というわけ。


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火祭りの前に行われる「みそぎ」。時は2月。寒さMAX!!


占いの前に待っているのが、午後3時ごろから行われる「みそぎ」。身を清めるため、2月の凍てつく風の中、極寒の海に男たちが飛び込んでいきます。そう、これなんです!私が「女で良かった...」とついつい思ってしまう瞬間。ムリムリ、絶対ムリ!海辺で男達が海に入っていく様子を眺める観客(主に女性)の間では悲鳴と歓声が入り混じっています。でも、勇敢に海に立ち向かう男達、ベリーカッコ良い!必見なりー。


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さすがに尻込みしちゃう人もいますね。うへー。


陽も落ち、午後7時を過ぎるといよいよ鳥羽神明社での火祭り。2人の新男が「すずみ」と呼ばれるたいまつのてっぺんに火をつけるのですが、火打石でつけるため意外と時間のかかるこの作業。しかしひとたび燃え上がればあっという間!辺りは炎、煙、火の粉に包まれ、何が何だか分からないまま呆然と立ち尽くしてしまうのです...。とにかく熱い!!燃え盛る炎の中に飛び込んで行く奉仕者達。「女でよかった...」と再び思いながらも、勇敢な男達に実はキュンキュンしてしまう自分がいましたね。


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ひたすらゆする勇者たち。『ネコ』と呼ばれたりもします。


恐ろしい苦しいほど、痛いほど、男気溢れる、熱い過酷な祭り。これを見ずして日本の男を語るべからず!



DATA
日時:毎年2月の第2日曜日
場所:愛知県西尾市鳥羽町の鳥羽神明社及び海岸 (旧幡豆郡幡豆町)
鳥羽神明社のHP http://www.katch.ne.jp/~toba-shinmeisha/himatsuri/index.html