『奥三河の花祭り 』イレーネ's レポート

今回はお祭りの楽しさを教えてくれたお祭り好きハーフ系美女、イレーネさんに怪しげな三河の奥地に伝わる伝統的なお祭りをレポートして頂きました!

ドロドロドロどろ〜、はじまりはじまり〜。





『奥三河の花祭り』



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御園の花祭り「山見鬼」


真っ暗な細い山道をひたすら登っていくと、かすかに聞こえる太鼓と笛の音。たき火のちょっと煙たい、でも懐かしい香り。月夜に現れる子供達や鬼達の舞...。いえいえ、日本昔ばなしのシーンでは決してありません。2011年11月、愛知県奥三河地方にて今年も始まった、紛れもない現代の景色です。


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子供達の舞う「花の舞」は大人気です(御園の花祭りにて)


国指定重要無形民俗文化財の「花祭り」。全国のお祭り好きの間では伝説と化していますが、不思議な事に地元愛知県民の間では驚くほど知られていません。ただ、一度その魅力に取りつかれてしまうと、私の様に毎年足を運んでしまうほど、リピーター率の高い祭りなんですな。ちなみにそんなリピーターの事は祭り関係者には『花キチ』とか『花狂い』とか呼ばれています。放送コードもお構いなしです、はい。


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月の花祭りで見た「榊鬼」かっこよし!


一体どんなお祭りなのか?
700年以上前に山伏によって伝えられた『霜月神楽』、つまり太陽の力の復活を願い、五穀豊穣を祈るお祭りだとか。祓い清めた釜に湯を沸かし、その周りで一晩中舞いが繰り広げられます。 難しい事はさておき・・・。この祭りのキーワードは眠い!煙い!寒い!たくましい若者による「市の舞」、子供達の「花の舞」、そしてやはりクライマックスは祭りのシンボルでもある「榊鬼(さかきおに)」など、昼夜を通して朝まで行われるこのお祭りには見どころが沢山。が、見どころが多すぎるあまり、休憩を取らずにずっと粘っていると明け方に寒くて眠くて泣きそうになります。自分のペース配分を是非お忘れなく。少しずつ、ゆっくりと何度も各地の花祭りに足を運ぶ・・・。是非あなたもリピーターになって、タイムスリップしてみませんか。


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飾りも場所によって少しずつ違います。小林の花祭りの「ざぜち」



花祭りの心得

こんなに魅力的なお祭りですが行事の見物に際して一つだけ注意が、、、。それはこの行事は地元の方々が神様に奉納をすることが目的だということ、もちろん町興しで人に来てほしいという気持ちはあるでしょうが、それでも行事を見学させていただく際には一応観させていただいているという気持ちで参加しましょう、その方が町の方も観光の方も一緒に楽しめますからね。


1.カメラの取り扱いに要注意!
美しいお祭りをカメラに収めたいのは山々ですが、あくまでも主役は地元の方々。舞の邪魔にならない様に、カメラや席取りなどは控えめに。

2.心づくしの奉納を
祭りの運営には費用がかかり、準備は全て地元の方々の手によって行われています。祭りを守っていくためにも、是非のし袋に気持ちばかり用意して、「会所」にて奉納を。場所によっては素敵なお礼ももらえ、記念になりますよ。



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御園の花祭りでは奉納のお返しに食券を。あったかい男の手料理です!


- 花祭り -
場所:愛知県北設楽郡 東栄町・設楽町・豊根村地区各所
日時:11月~3月
詳細は各自治体HPをチェックして下さい。
東栄町http://www.town.toei.aichi.jp/04_kanko/hanamatsuri.html
設楽町http://sitarakankou.on.arena.ne.jp/hanamaturi.htm
豊根村http://www.vill.toyone.aichi.jp/2_kankou/1_maturi/01.html